ユキノの雑語りブログ

ただのオタク

今なお語り継がれる名作『スーパーロボット大戦W』

すっかり陽が落ちるのも早くなり、朝と夜は非常に冷え込み、とはいえ何故か昼は非常に暑い、秋も深まり冬になりそうな今日この頃。
皆さんはいかがお過ごしだろうか。

そんな秋の日の11月12日、一つのブログが話題となった。


note.com


ゲームなどに興味がある方なら一度はTwitterで目にしたことがあるであろう有名な人のブログである。
その記事はなんとボクの人生においてかなりの影響力を持ち、今なお思い出に残る大好きなゲームである『スーパーロボット大戦W』(以下:スパロボW)であった。

流石は有名人だけありそのブログは瞬く間にバズり、界隈を盛り上がらせていた。凄いね。


そしてそういえば弊ブログにおいてもスパロボの記事は過去に書いており、その中でもスパロボWは特にオススメの一本として紹介していた事がある。

yukinokino.hateblo.jp


というわけで今回は改めてそのスパロボWで一本ブログを書いて、バズに乗っかり、承認欲求という旨い汁でも啜ろうという魂胆である。本当に嫌らしい人間ですよ。皆さんはなっちゃダメですよ。

というわけで、『スーパーロボット大戦W』というゲームを、思い出も交えながら紹介していこうと思う。

最近アニメのブログが少ないって?

それは許してください。

スーパーロボット大戦W』とは


スパロボWは2007年3月1日、なんとボクの7歳の誕生日に発売されたゲームである。(これは後に知って驚いた事実)
作品としてはシリーズ通算40本目らしく、シリーズ初のニンテンドーDSでの作品となっている。
時期としてはシリーズ屈指の大作シリーズであるαシリーズ最終作『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』が発売された2年後に出た作品となっており、スパロボオリジナルとして一区切りついた後の作品でもあるため、ゲーム史としてもスパロボ史としても一つの新しい時代の始まりに出たゲームと言えるだろう。


突然だがこのCMを見ていただきたい。

youtu.be


この檜山修之氏(勇者王)の「しょこたぁぁぁぁぁん!」という掛け声と共に始まり、しょこたんこと中川翔子氏がDSで遊ぶゲームのCMを見たことある方は居るだろうか?
ボクはこのCMは『ドラえもん』の放送枠で流れていた事を非常に強く記憶している。
この時期のスパロボのCMは謎の体操選手に曲芸をさせたり、しょこたんヴァルシオーネRのコスプレをさせたりとあり、そんなCMを『ドラえもん』の枠などで流していた時代である。まあある意味家庭用ゲームもスパロボシリーズも元気だった時代だろう。



スパロボWとの出会い-人生のターニングポイント-

※ ここからはただの思い出話なので興味の無い方は次の項目まで飛ばしてください

そんなスパロボWにボクが触れたのは中学1年生か2年生くらいだった。時期としてはUXか出たか出てないかの頃だったはず。(3DSは確実に持ってましたね。ポケモンBWをやるために今は亡き祖父に買ってもらったので)
そもそもは兄がスパロボプレイヤーであり、スパロボをやっていたり、今は確かもう無い本である「電撃スパロボ」を集めていたこともありスパロボという存在はなんとなく知っていたが興味は無かった頃である。最も、小学生高学年から中学生の頃に「電撃スパロボ」で非常に刺激の強い物が載っていたためそれに悶々としていた時代ではあるのだが、それを話始めると話が逸れるので割愛である。

まあそんな頃のある年の正月に、お年玉を握りしめ兄貴と共に地元のTSUTAYAに行って中古ゲームを物色していた時である。
ふとDSスパロボが目に留まり、「そいやこれ兄貴がやってたものだよな?」と思った事が始まりであった。

おお、これはストライクフリーダムじゃないか。ジャスティスやデスティニーが好きなボクはこのパッケージに一目惹かれたのだった。
しかし兄貴から暗にスパロボKはオススメされなかったため他のを択ぶ事になる。

その時の選択肢がWかⅬ(UXもだったかな?)だった。

最初はデスティニーの居るパッケージに惹かれもしたのだが、「このパッケージあんま豪華じゃないけどレッドフレームは知ってるからこれにするか」と思い最終的にスパロボWを手に取り、お年玉から1000円ほど使い購入した。
これが全ての始まりであった。

買ったゲームを早速プレイする。すると突然知った顔が出てくる。

「オイオイオイ。コイツらはガンダムWのデュオとカトルじゃないかよ。」
幼少期にファミリー劇場ガンダムを色々見ていたもんだからそれはもうビックリしましたよ。

そしてそんな感じでこのゲームに「おっ」と思いながら進めていくと、驚愕の真実を知る事になる。




フルメタル・パニックってロボットアニメだったんだ!?!?!?!?!?!?



このゲームをプレイするより前に、キッズステーションで夜10時くらいから『フルメタル・パニック?ふもっふ』を放送しており、ボクはそのアニメにドハマりしていた。
そんな事もあり、フルメタは「ちょっとエッチな過激ギャグアニメ」と思っていた所があり、スパロボで最初に見た時は同じ作品だとすぐには分からなかった物である。



まあそんなこんなでこのゲームをプレイし続けた結果どうなったかというと、フルメタの小説を集め始め、アニメや声優に興味を持ち始めるロボットアニメが特に好きなオタクが無事に出来上がりました。終わりですよもう。

というわけでそうやって今の人生や趣味が形成されていったと言っても過言ではない存在がこの『スーパーロボット大戦W』なのである。



本作の魅力・特徴

では本作の魅力はなんなのかを紹介していこうと思う。

読み応えのあるストーリー

本作はそのストーリーの大部分を『勇者王ガオガイガー』/『勇者王ガオガイガーFINAL』が担っており、ほぼ世界観の中心になっているとは過言ではないくらいの力の入れ具合である。そして、そこに肉付けされて様々な作品が展開されるといった感じである。

なんといっても特徴的なのがこの作品が語り継がれる理由である「過剰なほどのクロスーバー」であろう。

本作のクロスーバーは特に素晴らしく、「これは本当は同じシリーズなのではないだろうか?」と思わせるほどである。
その中でも筆頭されるのが『宇宙の騎士テッカマンブレード』と『DETONATORオーガン』である。
この二作品は全く関係ない作品(一応オーガン自体は「宇宙の騎士テッカマン」の影響を受けている作品ではあるのだが)なのに対して、設定や作品同士の根幹レベルで結びついたシナリオ展開がなされている。

今までのシリーズにおいても繋がりが強かったマジンカイザー真ゲッターロボは本作では「どちらかが暴走した時に起動し止めるためのカギ」という繋がりがある。もっともこれはルート選択次第では読めないのだが・・・。


そしてもう一つの特徴としては「一つのゲームで二部構成」という挑戦的な部分であろう。
これのおかげで『機動戦艦ナデシコ』や『勇者王ガオガイガー』は二つの作品を再現しており、前半と後半でガラッと違うゲームを遊んでいるような感覚にもなる。
そのため第一部終了時のシナリオの絶望感も物凄いものとなる。


また、個人的に好きなのが『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』の再現。

詳しくは書かないが、ここのシーンはEWを見てからやると「そういう風にしてくるのか~!」となるものである。

その他にも『機動戦艦ナデシコ』のダイゴウジ・ガイ(本編では3話であっけなく死んだキャラ)が死なずに劇場版の展開に突入するため、エステバリスカスタム(ガイ機)などという物が爆誕し、アキト機との合体攻撃まで実装されてしまう始末である。

ガイに隠れがちだが、『機動戦士ガンダムSEED』のミゲルも本作では生存しており、終盤の一回だけだが自軍ユニットとして使えたりもする。(ただし加入はしない)

また、アレンジ方面においては、『フルメタル・パニック』のガウルンや、『宇宙の騎士テッカマンブレード』のテッカマンエビルの散り際も大胆にアレンジされており、必見。

スパロボオリジナルキャラも魅力的なのだが、これは後々触れていこうと思う。




参戦作品

では特徴的な参戦作品をさらっていこう。

機動戦士ガンダムSEED』はニンテンドー作品として一つ前の作品となる『スーパーロボット大戦J』やその同時期の『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』において『機動戦士ガンダムSEED』がかなり再現されたのもあってか、ガンダムSEEDの再現は薄めとなっており、その分アストレイを絡めたシナリオで展開されていく。そのためスパロボでのSEEDとしては珍しく少々影が薄い。


また本作では、スパロボJに引き続き『宇宙の騎士テッカマンブレード』が参戦しており、同時に続編である『宇宙の騎士テッカマンブレードII』が初参戦しており、本作ではⅡを自然な形で無印の後半のシナリオに組み込んでいる。



そしてもう一つJから引き続き参戦している『機動戦艦ナデシコ』。
今作ではスパロボRぶりにTV版と劇場版の両方が参戦しているが、今作ではその両方のストーリーを楽しむことが出来る。これも二部構成だからこそだ。
作品の扱いとしてもこの世界の出来事において本作の要素がかなり重要な立ち位置になっている。



初参戦作品の一つである『百獣王ゴライオン』はこの頃でもかなり権利が怪しいものであり、今では権利が完全に海外の『ボルトロン』として譲渡された様であるため、今では再参戦はおろか、本作のリメイクやアーカイブ配信が無理な要因となっている。スパロボの顔とも言える寺田Pこと寺田貴信氏もゴライオンに関しては「たまたま出せた」的な発言をしているため、本当にこのスパロボWとスパロボ学園でしか拝めない作品。ただしシナリオの再現度は低めである。


本作ではゲッターロボも特殊な参戦をしており、『ゲッターロボG』及び『真ゲッターロボ(原作漫画版)』でのみ参戦。しかし、『ゲッターロボG』の要素はキャラクターとBGMのみ、真ゲッターロボのデザインは『真ゲッターロボ 世界最後の日』となっているため、(真ゲッター1は世界最後の日とはちょっとデザインが違ったりもするのだが)原作漫画版の要素は一切無い、不思議なチグハグ感となっている。せめてミチルの乗るゲッタードラゴンくらい見たかったものである。



難易度

前のスパロボ関連のブログでも書いたが、本作はシリーズの中でも難易度が特に低い。
一軍が強いのは勿論、普段は倉庫番になりそうな機体達も十分戦える性能を備えているため、改造や育成を雑にやっていってもとりあえず何とかなる作品となっている。
また、序盤からデスサイズヘル、途中からウイングゼロ、後半からはテッカマンイーベルと非常に優秀なMAP兵器(1vs1ではなく決められた範囲全体を攻撃出来る技)持ちが居るため、とにかく雑に敵を倒したり資金稼ぎが出来たりする。
上記のMAP兵器に加え、スパロボⅮからあるコンボシステム(隣接した敵に連続で攻撃出来る技)も健在であるため、上記と合わせる事で非常に爽快なプレイが楽しめる物となっている。
そのため非常に初心者にオススメであり、まずこのゲームでスパロボを覚えるのもアリだし、周回プレイをしていく内に縛りプレイなどしてみるのもアリだろう。



戦闘演出

ニンテンドースパロボでは前作のスパロボJでグラフィックやモーションが急激に進化した。
本作WはそんなJのグラフッックを一部引き継ぎながらも、さらに進化した物を見せている。

GBAソフトの物を引き継いでいるためDSの解像度としては全体的にドットの粗さは目立つ(この前年にポケモンDPが出ているため比較するとよく分かるだろう)ものの、そのドットの粗さを逆手に取ったダイナミックな演出。ボイスが無くてもその間尺に合わせてかつスピーディに見せるアクションが非常に魅力的である。


また、前作からより数の増えたトドメ演出(その技で相手のHPを0にした時にのみ見られる演出)も魅力的。特にアーバレストは総合的に素晴らしい物となっている。


そして、本作の語り草となっているのが地形召喚
大技になっていくほど、どんなステージだろうとお構い無しに地面に留まらず、月やら地球やらを召喚していく。


特にウイングゼロカスタムは、最終決戦が地球から遠く離れた惑星なのにツインバスターライフルを使うと必ず地球へと降下していく



スパロボオリジナル


そしてなんと言っても本作の魅力はオリジナルキャラとオリジナルメカ。
本作の主人公達はスパロボでも珍しい「家族」。(これ以外だとスパロボⅮでの主人公兄妹だろうか)
トレイラーという宇宙の運び屋をする家族・ヴァルストークファミリーが主役。
糸目のおっとりお姉さん、勝気でちょっと変なお姉さん、人懐っこい萌えっ子な妹とエロゲみたいなキャラクター構成の魅力的な三姉妹に挟まれた長男・カズマが主人公となる本作。第1部では未熟ながらも猪突猛進でその場を切り抜ける強さ、そして第2部ではとある理由から傷心した上での成長ストーリーが描かれており見応えが抜群。
一家の仲の良さがあるからこそ成り立ち、一家の仲の良さが読んでいてストレスの無いストーリーとなっている。

その上で敵側も魅力的であり、本作に触れてほしいため詳しくは書かないが、最後まで読むと敵側も含めて好きになるだろう。


そしてスパロボオリジナルメカ。

本作の主人公機であるヴァルホークのデザインは特にカッコよく、正直そろそろ立体物が出ないかなと思っていたりする。

主人公機が段階を経て強くなっていくのが視覚的にも能力的にも伝わりやすく、最後はスパロボオリジナルの中でも屈指のサイズとなる「最強の家」へと進化していく所は必見。


まとめ


いかがだっただろうか。

バズったブログに乗っかろうという中々に浅ましい魂胆で書いたブログではあるが、個人的に書きたい事は書けたかなと思う。

まあとにかくスパロボをやったこと無い方も、ロボットアニメを知らない方も本作をプレイしてみてほしい。

調べたら最近スパロボWの中古価格はちょっと上がっており2000円くらいするらしいのだが、定価で買ってもおつりが来るゲームなので是非ともプレイしてほしい。

それくらい強くオススメ出来るゲームである。

やれ

とにかくやれ


というわけで今回はここまで。

それではまた次のブログで

ノシ