ユキノの雑語りブログ

ただのオタク

日本人は何故ロボットに剣を持たせるのか

 

 

 

先日、Twitter(自称:X)にてあるツイートが話題になっていた。

 

ツイート自体は転載しないため、各々で調べてほしいのだが、要約すると以下の通りである。

 

・日本以外でよく「なぜ日本のロボは必ず剣を持つのかを聞かれる」

・剣を持つ理由が「カッコイイから」は言い訳と取られるため、海外では通用しない

 

という事である。(もの凄く掻い摘んで引用しているため、もしかすると当人の主張とは違う意図になっていたら申し訳ないが)

 

これは中々に手厳しい意見である。

ぶっちゃけ剣を持つ理由なんて作中の設定とかを無視すれば極論「カッコイイから」に集約する。しかし、それではダメというならば、日本におけるロボット・ヒーローの歴史や、文化・風俗の観点からアレコレ理由をつけてみるしかないだろう。

 

というわけで今回はそんな議論を題材にしたブログである。

 

それではやっていこう。

 

※本ブログの内容は、書き手の偏見のみで構築されており、根拠の乏しいものとなっています

 

 

[:contents]

 

 

日本のロボット・ヒーローの剣の歴史

 

まず、日本のロボットがいつから剣を持ち始めたのかと言えば、恐らくだがグレートマジンガーからだろう。

 

 

それまでにある『鉄腕アトム』、『鉄人28号』、『マグマ大使』、『ジャイアントロボ』、『アストロガンガー』はやはり拳、格闘での勝負だ(多分)。

 

そして、そこからは近接武器は色々あったものの、やはり明確に剣の武器というのが主流になっていくのはやはり70年代後半からの『超電磁マシーン ボルテスV』、『未来ロボ ダルタニアス』、『機動戦士ガンダム』辺りだろう。その同時期には特撮作品として『スパイダーマン』や『バトルフィーバーJ』が存在しており、特撮作品においても巨大ロボが剣を使い始める。

そして80年代からは『宇宙大帝ゴッドシグマ』、『宇宙戦士バルディオス』、『百獣王ゴライオン』など、様々なスーパーロボット作品が剣を使い、90年代からは「勇者シリーズ」や「エルドランシリーズ」などが始まるのである。

 

特撮ヒーローにおいても、それまでは銃や格闘が主流な中、80年代辺りからは戦隊ヒーローやメタルヒーローが剣を使い始めている。

 

勘のいい人ならお気づきだとは思うが、ロボット(ヒーロー)の武器として剣が主流になってきたのは、漫画を前提としたテレビまんが(アニメ)から、玩具を前提としたTVアニメへと進化していったからだろう

 

玩具としての歴史

 

つまりどういう事かと言うと、玩具を売る上で、剣という物はなにかしらの理由があって必要となっているという事である。戦隊ロボだって1979年のバトルフィーバーロボから2025年のテガソードまでの40数年間、剣という武器をほぼ必ず1号ロボに装備している。つまり、剣という物は大人(玩具メーカー)が子供に商品を売るために必要と思って付けているものだと言えるのだ。

 

では何故剣が必要なのか?

 

それは、日本の文化において「チャンバラ」とう物が根付いているからだろう。

 

知っての通り日本はその昔は刀が身近な時代があった。そして、歌舞伎や時代劇はやはりそういう時代をモチーフとしており、特にテレビドラマでの時代劇では最後は刀で悪人を成敗して解決するというドラマ作りが主流の作品が有名だろう。例を挙げるならば『水戸黄門』や『暴れん坊将軍』である。また、少し逸れるが、『仮面の忍者赤影』も刀を使うヒーローと言えるだろう。そしてそういうヒーローへの憧れなどのごっこ遊びの延長戦として、子供達の遊びの一つである「チャンバラ」が存在している。

また、武道として剣道が存在していたり、子供の日(端午の節句)で兜や刀を飾る風習があり、お土産で木刀があったり、戦国武将人気など、割と刀が近い存在であると言える。

対して、日本人にとって銃という物は日本人にとっては近くはない存在だろう。大体、日本人が銃を見るのはヤクザ映画や海外のドラマや映画、また一部刑事ドラマくらいだろうか。

まあ拳銃の玩具などがあり、そこに需要があるため、日本人が銃に興味がないとまでは言わないが、まあ日本の子供は何かと振り回すのが好きなので、銃より剣の方が遊びとしての需要があるのだろう、多分。

 

しかし、これでは玩具に剣が優先される理由としては弱い。別に、玩具に持たせるのなら銃でもいいわけである。しかし、「剣」なのだ。

 

では、少し遡ってもっと考えてみよう。

 

子供向けアニメ(特撮)は玩具を売るために存在している。つまり、玩具は映像込みで売れるデザインでなければならないのだ。そうなると映像でやりやすいデザインである必要性も出てくる。

 

 

映像としての剣の必要性

 

 

映像としてやりやすいデザインとは何か?要は「アクションをさせた時の面白さ」である。

 

日本のアクション、つまり殺陣は基本的格闘や剣が主流である。特撮ヒーローは銃など多様な武器を使うが、しかし源流である歌舞伎においては銃は無いため、ここでは剣術と格闘をメインと思ってもらっていい。

そしてアニメの殺陣というのは時代劇(侍映画)、もっと言えば舞台演劇が元になっている(はずである)。恐らくだが、映像を作る側としても、剣や格闘を使う殺陣の方が作りやすいのだ。

 

子供目線からしても、恐らく剣や拳が当たったという直接的な方が分かりやすいだろう。

 

その上で、武道にある型や歌舞伎の見え切りなどから発展した演出(所謂必殺バンク)としてやりやすいなどあったのだろう。

 

つまり、映像として作り手側が面白い物として作りやすく、かつ子供が見ても分かりやすい物として剣という物が主流となったのだろう、とボクは思う。

 

 

まとめ

 

色々と御託を並べたが、総括をすると、何故剣を持つのかは「カッコイイから」であり、そのカッコイイは日本の文化と強く結びついているという事である。

正直一言で済むことをこんなまとまりのない駄文にして長々と書く必要が無いのだが、物事に対して常にもっともらしい理由を求め続ける人が一定数居るからには仕方がない。こればかりは人の感性というものが人それぞれなので仕方がない話である。

 

まあ書いてて思ったがこのブログは説としては正直弱いと思っている。それはやはり個人の主観のみで書かれており、エビデンスが乏しいからだ。なのであくまでも一意見程度に思ってほしい。

 

というわけで今回はここまでである。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

次回のブログは毎年恒例のその年一年のアニメの個人的まとめとなっている。

 

それでは次のブログで

 

ノシ