ユキノの雑語りブログ

ただのオタク

今からでも間に合う『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』

皆さんは『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』をもう見ただろうか?
「もう見たよ!」と言う人も多いだろうし「バンドリでしょ?」と思い見てない人も居るだろう。
今回は放送終了と共に2期も発表された本作を、「まだ見てないよ」と言う人や「どんな作品だったか整理したいよ」と言う人向けに書いて行こうかなと思う。

BanG Dream! It's MyGO!!!!!』とは

まず『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』とはどんな作品なのかと言う部分に触れていこう。
本作はTVアニメ『BanG Dream!』シリーズの4作目となっている。しかし今までのシリーズの『進化の実』のEDでお馴染みの「Poppin'Party」と愉快なバンド達を主軸にしたストーリーとは違い、新バンド『MyGO!!!!!』に焦点が当てられ、1期と似たようににバンド結成までのストーリーとなっている。
そのため時代は1期から数えて(アプリと同じように)2年後となっており、そして舞台は宇宙から飛来した謎の怪獣 バザンガ、そして突如現れた謎の巨人ウルトラマンブレーザーが戦った池袋となっている。
とは言え今までのシリーズと関係ないかと言えばそうではないのだが、平成ライダー第2期がWの風都~エグゼイドの聖都までが同じ世界観くらいの感覚である。

シリーズ4作目なのもあり、今作では怪人側であるオルフェノクを含めた複雑な人間関係がメインとなっており、悲しみを繰り返しどこへ行き、そして夢を抱いて未来へ進むストーリーとなっている。
作品としても
・何故「CRYCHIC」が解散したのか
・何故「MyGO!!!!!」は結成されたのか
バイスは本当に悪魔なのか
が主軸となっているだろう。

キャラクター

と言うわけで次はキャラクターを紹介していこうと思う。
もし未見な人がいたらアレなので極力ネタバレ部分はボカしつつ紹介してく。

MyGO!!!!!

千早愛音

本作の主人公(?)
プロテインバーに全てを賭ける覚悟のあるRoseliaの湊友希那や弟の存在が歴史の闇へと抹消された今井リサ、Afterglowのメンバーなどが在籍している(していた)羽丘女子学園にゴールデンウィーク後と言う変わった時期に編入してくる。
承認欲求モンスターなため、大ガールズバンド時代の波に乗りバンドを始め、ギターが出来ないのにギタボを志望して目立ちまくろうとする。
また、自分の描いた漫画が椎名ナオキの「初恋ヒーロー」と酷似していたため盗作疑惑をかけられクラスメイトからは「トウサク」と呼ばれるようになる。
そして手始めに自分の前の席の高松燈を誘ってバンドを始めようとした結果Dilemmaの終わらない戦いに巻き込まれていく。

「えっ、なになに?改造人間の話?」
「一生だよ!?一生!」
「見つけよう、ともりん、リッキー・・・。私たちの答えを、私たちの力で!」

高松燈

もう一人の主人公で解散したバンド「CRYCHIC」の元メンバー。
羽丘女子学園に通っており、クラスではマスコット的な人気のある存在。
石を集めるのが趣味でコミュニケーションが苦手。ただし石の事には饒舌になる。
そのため好意的な相手には自分の好きな石や絆創膏を渡したりする。
あまり我が強くなく、自分から主張をすることはあまりなく、Noとは言えない性格。
作詞担当をしており、担当した歌詞は自分の胸の内の言葉を吐露するような物となっている。
「CRYCHIC」解散がトラウマとなっており、一時はライブが出来ないほどだった。


「一生、バンドしてくれる?」
「そして、ずっと迷子だ・・・」
「私はもう迷わない。迷ってるうちに・・・人が死ぬなら、戦いが罪なら、私が背負う!」

椎名立希

「CRYCHIC」の元メンバーでドラム担当。
「Poppin'Party」を筆頭に『BanG Dream!』シリーズのメンバーの7割くらいが集結している花咲川女子学園に在籍しており、「MyGO!!!!!」のたむろ場でもあるライブハウス「RiNG」に併設されている喫茶店でバイトをしている。
高松燈には異常なほどの執着心があり、自分の主張以上に燈の主張を代弁する事が多々ある。
また、心を開いている相手以外には常にキレた態度で噛みついてきて、特に事情を知らない千早愛音が燈をバンドに誘った事実を知ると喧嘩腰で接してくるほど。
しかし、上記の様に燈に異常な執着心があるため、帰り道が違うのにわざわざ帰宅に同伴したりまでする。
このような性格だがパンダが非常に好きで、パンダを見ると理性が吹き飛んでしまう。


「燈が聞いてるんだけど?」
「このバンド私以外にツッコミ不在・・・!?」
「余計なお世話だ、口が悪いのは生まれつきなんだよ」

長崎そよ

「CRYCHIC」の元メンバー。ベース担当。
「Morfonica」のメンバーが通っているお嬢様学校・月ノ森女子学園に在籍している。
優しいゆるふわな空気感を持ちメンバーを甘やかしているため楽奈からは「甘々ママ」と評される。
小学生時代に両親が離婚しており、母子家庭となっている。しかし母親の働きのおかげで物凄く高そうなマンションの上の階に住んでいる金持ちな家庭となっている。また、旧姓が「一ノ瀬」なため、仮面ライダーガッチャード・一ノ瀬宝太郎と血縁関係の可能性がある。
そんな家庭環境の中、中学生時代にやった「CRYCHIC」には思い入れがあり、クライシック帝国再建を目指し奮闘している。


アールグレイのホットだよ」
「なんで春日影やったの!?」
「残念・・・、あなたとは友達になれるかもしれないと思ってたのに」

要楽奈

またしても何も知らない要楽奈さん(14)。
楽奈と書いて「らーな」と読む中々のキラキラネーム。
花咲川女学園に在籍しており「MyGO!!!!!」の中では唯一の中学生。
ドンブラスターの召喚により突然「RiNG」に現れる事が多々あるため神出鬼没。
猫と戯れるのが好きな結果、自身もネコの獣人(じゅうと)と化しており猫のような風貌となっている。そのため立希からは「野良猫」と呼ばれている。
実はとある人物の血縁者で、ギターなどはその人物からぶん取って使用している。
好きな食べ物は抹茶とそば。そのため立希は扱いが面倒くさくなった時に抹茶のお菓子などで餌付けしたり釣ったりしている。


「固楽奈ちゃ~ん」
「たらこ一粒ずつは?焼いたら命じゃない?」
「CRYCHIC?ムラサメ?なんの話?」

周辺人物

豊川祥子

「CRYCHIC」の元メンバーで「CRYCHIC」を結成した人物であり、解散の原因。
「とよかわ しょうこ」と読みそうになるが本当の読み方は「とがわ さきこ」。初見で読めるはずがない。
とある事情からホースオルフェノクに覚醒し月ノ森女子学園から羽丘女子学園へと転校している。しかし羽丘ではクラスメイトから認識されてないほどに登校をしていない事が伺える。
回想でも人形を持っており、人形の事が好きな事が伺える。
スマートブレインの前社長・花形のサポートにより村上からスマートブレイン社長の座を奪い取る。


「「何でもする」とはそれほど重い言葉ですのよ」
「顔と数字ですわ」(Happiness62)
「夢は呪いと同じですわ。途中で挫折した者はずっと呪われたまま・・・」

若葉睦

「CRYCHIC」の元メンバーであり「CRYCHIC」解散のトドメをさした人物。
無表情かつあまり喋らない人物なのだが「CRYCHIC」の縁もあり祥子やそよ(強引)とは交流がある。
特に祥子とは交流が深いためか、祥子が「CRYCHIC」を辞めた理由を知っている様子がある。
そよと同じく月ノ森に通っており、学園の一角を私物化し家庭菜園をし、野菜を育てている。
また、お笑い芸人の父と女優の母の娘と言う事もあり、それなりに知名度はある様子である。

「私はバンド楽しいと思ったこと・・・一度もない」

八幡海鈴

花咲川に在籍しており立希とは同じクラス。そのため立希とは仲が良く、よくちょっかいをかけている。
助っ人ベースとして様々なバンドの練習に呼ばれるため異常なほどのバンドを掛け持ちしていたりする。
私服が『仮面ライダーカブト』の地獄兄弟・影山瞬と酷似しているが全くの無関係。

「ゆっくり考えるといいです、一生の事ですから」

三角初華

アイドルバンドユニット「sumimi」のギターとボーカル担当。相方は純田まな。
読み方は「みすみ ういか」。
星を見る事が好きで、よく池袋サンシャインシティプラネタリウムに一人で通っている。
祥子とは幼馴染で現在でも連絡を取り合っている様子がうかがえる。

「月はウソつきです。実は自分の力では光ってはいない。でも太陽より月の方が信頼できる。見つめることができますから・・・。」

にゃむ

愛音がよく見ている動画配信者。

山吹沙綾

「RiNG」に併設されている喫茶店どんぶらの店員。
「Poppin'Party」の山吹沙綾に酷似していると言うか同一人物。
「MyGO!!!!!」をサポートする。

こんな人にオススメ

本作は「メンバーが集まるまでが面白い」と言う『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』と同じ精神を持つ作品である。
そのため『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』や『仮面ライダー555』が好きな人にはかなりオススメだろう。
また、一部界隈では『仮面ライダーBLACK SUN』と結びつけるのが流行っていたため恐らくこちらが好きな人にもオススメだろう。ボクは見ていないので知りませんが。
キャッチコピーも「ドロドロ、ぐちゃぐちゃ、それでも。」なので上記の作品のファンのみならず、濃厚な人間ドラマが好きな人には是非とも見てほしい作品である。

まとめ

いかがだっただろうか。
このブログを読んで少しでも『MyGO!!!!!』に興味を持ってもらえたら幸いである。
ボク自身バンドリは2期と3期を見ていないのだがそれでも面白かったので本当にオススメな一本な事は間違いなしである。
「まだ見てないよ」と言う方は是非とも、今すぐにでも本作を見て、今後放送予定である本作と地続きの続編『Ave Mujica』編に備えよう。

ということで今回のブログは終わりである。

それでは次回のブログで。

ここまで読んでいただきありがとうございます。