ユキノの雑語りブログ

ただのオタク

2022年アニメ&エピソード10選&雑語り

つい最近2022年が始まったと思ったらいつの間にか春が過ぎ、夏が来て、秋も終わり、クリスマスも終わってしまい冬も深まってきた今日この頃。早い事でもう年末である。
子供の頃は毎日の学校に一喜一憂しながらも何だかんだで充実した毎日を過ごしていて一日一日が長く感じていたなとなり年々一年の進むスピードが速く感じてしまう。本当に歳は取りたくないものである。

皆さんは今年一年はどういう年だっただろうか?

ボクは働き始めたものの5月末頃から原因不明の慢性的な胃痛腹痛に襲われ、6月頭頃に完全に身体を崩してしまった。酷い時には急に動悸が激しくなり、挙句の果てには気持ちが完全に落ち込んで働いている時以外は完全に何もせずに、ボーッとしながら寝てるだけの生活になっていた。
そこで自分の症状をネットで調べて、対応してる病院を調べていった結果行きついたのが心療内科であった。心療内科で貰った薬は本当に効いて、胃腸や気持ちもかなり改善されたものである。
しかし一回気持ちをリセットしたい気持ちもあって秋頃に仕事を辞めて今に至る感じである。
なので2023年はとりあえず身体と心を壊さない程度に働ける仕事を探して始めつつ今後の生活をどうするかを考えたいなと思っている。





と、暗くなる話はここまでにして今回のブログの本題に入ろう。


皆さんは今年のアニメで記憶に残ったもの、好きだったアニメは何があっただろう?
今回も去年と同じく個人的な作品&エピソード10選をしようと思う。

アニメ選出のルールは去年と同じく
・新作アニメのみ
・深夜アニメのみで朝夕アニメは例外枠で紹介
・エピソードは1つのアニメから1話まで
・2021年秋クールから始まって2022年に終わったアニメは入れても良い、ただしエピソード選出は今年放送分のみ
・分割2クールは1つのアニメとして扱う
以上5点である。

また、別にランキング形式ではないためそこは念頭に置いておいてほしい。

それでは始めていこう

アニメ10選

1:『Extreme Heats』

もし「2022年に見たアニメで一番最高だったアニメは?」と聞かれたらボクは絶対にこのアニメを一番に答えるだろう。それくらいに見ていて最高に面白かったのはこの『Extreme Heats』である。
なんと言っても放送終わってすぐブログを書いたレベルである。去年で言えば『装甲娘戦機』くらい好きな作品であった。
yukinokino.hateblo.jp
詳しくはこちらのブログを読んでもらいたい。

このアニメは番宣を見た時に「これはトンチキスポーツアニメだから楽しみだ!」と思って目星をつけていたのを今でも覚えていて、実際に始まって見てみるとそういうアニメではあった。
しかしどんどん見進めると、スポーツアニメを好んでは見ないボクでも面白いと思うメリハリのあり手に汗握れるスポーツ展開や、それと対象のようにゆるふわなキャラクター達の日常描写が魅力的になり、どんどん好きになっていく。そんなアニメであり最終回は本当に素晴らしかった。

当時は同じ曜日に『リコリス・リコイル』が放送されており、その曜日だけでなく夏クールの話題を独占していたり、そもそもあまりリアタイで見る人の居ない土曜1時半のキンレコ枠であったのもあり残念ながらあまり話題にはならなかったが本当に素晴らしいアニメなのでまだ見ていない方は絶対に見てほしいアニメである。


2:『であいもん』

このアニメは第1話を見た時に「原作を読みたい!」と思わされ、そのまま電子で全巻買ったのを覚えている。それくらいのパンチ力があったアニメと言える作品だろう。
「じゃあギャグアニメとかなの?」と聞かれるとそれは否であり、例えるならNHKでやりそうなアニメと言うかアクの無いNHKの朝ドラと言うべきアニメだろう。
京都を舞台に実家の和菓子屋・緑松(リョクショウ)を継ぐ為に帰ってきた主人公・納野 和(イリノ ナゴム)ととある事情から緑松に住み、働く少女・雪村 一果(ユキムラ イチカ)をを中心に、和菓子にフューチャーしながら様々な物語を見せていくという作品である。
とにかく優しい感じの世界で見ていて癒され、そしてドラマも非常に面白い作品であった為、個人的にはNHKEテレで家族でも見やすい時間で再放送したり、2期が来てほしいなと思わせてくれる作品であった。


3:『恋愛フロップス』

2022年秋クールで毎週楽しみだった・楽しんでたアニメと言えばこのアニメだろう。
放送前からTwitterのTLで名前を見る事があり気になっていた本作。いざ見始めると、とにかくギャグや下ネタのキレが楽しく、毎回見てて飽きない話を繰り広げていった。
露骨に伏線的な描写があるからこそ、それが後々生かされてくる所はベタながらもとても驚かされる展開を見せてくる。
平成のエロゲのようなストーリーラインを令和に起こすとこういった作品になるんだなと言う納得感があり、作風に対して話の展開が面白く着地点が綺麗で最高の作品であった。
今作を語ろうとするとどうしてもネタバレになってしまうのが惜しい作品ではあるため是非とも自分の目で見てほしいものである。


4:『怪人開発部の黒井津さん』

今作品はスーパー戦隊仮面ライダーのような特撮ヒーロー作品をネタにしている作品なのだが、悪の組織を中心に企業的な苦労をギャグで描くと言うのが非常に珍しいコンセプトの作品であったと思う。しかし決して特撮作品を茶化している訳ではなく、非常に真面目に描いている今作は、鼻に付くような嫌さも無く本当に楽しめる物になっている。
またアニメオリジナル要素である毎回代わるヒーローを演じてきた俳優によるナレーションや全国のご当地ヒーロー出演はとにかく毎回楽しめる要素にしつつ、しかしただのお遊びでは終わらないと言う部分も見ていて非常に楽しく、毎週ワクワク出来る作品となっていた。また、小ネタまみれのアニオリの居酒屋回は特撮が好きな人間にはかなり面白い物となっているだろう。
本作品も原作を買っているのだがアニメ原作共に面白く、原作のストックが貯まれば2期をやってほしいと思っている作品である。


5:『ハコヅメ 交番女子の逆襲』

この作品は放送半年前に日テレでドラマ版を放送しておりもしかしたらそっちで知っていると言う人も居るかもしれない。しかしよく考えるとこのブログは多分アニメしか見ないアニメジャンキーしか読んでない気もするので多分そうでもないかもしれない。ボク自身もこの作品はアニメで知ったクチである。
警官経験のある作者が原作を書いている本作は、交番勤務の新人警察官・川合と先輩警察官・藤を中心に警察と言う仕事を描いている。しかし、固い作風ではなくギャグや自虐的な描写を挟みながら非常にコミカルに描いており見ていて楽しく警察の仕事の過酷さを学べる作品になっている。
またこのブログを書いている時にちょうどドラマ版の再放送をしている為そちらも見ているのだが、アニメとは違ったテンポ感や雰囲気になりつつも実写ドラマとしての落とし込みが非常に面白く、もしアニメが気に入ったのなら見てもいい作品であろう。
個人的に原作を買いたいなと思いつつも未だに買っていない為原作も一区切りついたらしい今だからこそそろそろ欲しいなと思っている。


6:『風都探偵』

この作品は平成仮面ライダーにおいてかなりの人気を誇る作品『仮面ライダーW』の続編を描いた漫画作品である。当時のプロデューサーである塚田英明が監修し、脚本も『仮面ライダーW』のメインライターを担当していた三条陸な為まさに純粋な『仮面ライダーW』であると言える。
本作品は非常に素晴らしいアニメ化であり、スタッフのこだわりと『仮面ライダーW』に対する作品愛がものすごく出ている作品である。またキャストも本当に素晴らしく、桐山漣菅田将暉木ノ本嶺浩山本ひかると言った当時の作品を演じた俳優陣の演技やニュアンスを非常に細かに汲んでおり、見ていて本当に違和感がないものになっている。
また今作品の魅力は、特撮作品ではないからこその表現やアクション、特撮作品では制限があった部分やスーツではないからこそより幅の広がったドーパントのデザインなどだろう。
細かな所に『仮面ライダーW』やその他作品、さらには制作会社や一部スタッフが同じ『ウマ娘』の小ネタが入っておりそういった所を拾いながら見るのも面白い物になっている。
ボク自身も『仮面ライダーW』は少年時代であった当時非常に楽しみながら見ていて食玩も買った作品であり、本作放送前の公式配信で全話見た今でも物凄く好きな作品なのだが、そう言った身でも非常に満足の出来るアニメ化となっていた。
独占配信なのがデメリットではあるが『仮面ライダーW』を見ていなくても楽しめる作品になっており是非とも見てほしい作品であり、この作品を見たら是非とも『仮面ライダーW』を見てほしい、そんな作品である。是非とも2期が来てほしいなとも思っている。


7:『ぼっち・ざ・ろっく』

2022年のアニメ化作品の中で一番凄かった作品は何か?と聞かれたらやはり真っ先に本作品を思い出すだろう。
この作品自体は原作の時点でも一部コマが有名であったりアニメ化発表の時点でもかなり注目されていた記憶がある。そんな期待に応えるかの様に1000%のアニメ化をした作品だと個人的には思っている。
話の面白さは無論の事、非常に細やかに描写され遊び心も見せる作画は作画オタクではないボクでも見ていてとにかく引き込まれる物があった。
また作画に負けないくらいの遊び心のある演出は本当に他のアニメには見ない物になっていて物凄く新鮮な気持ちになれる物になっている。
しかし、映像の良さだけで終わらないのがこの作品であり、きらら作品特有の日常ギャグで話を繰り広げながらも音楽描写は本気そのものでそう言った部分の緩急の付け方もアニメの世界に引き込む物として非常に強い効果を持っていたと個人的に思う。
けいおん!』とはまた違った作風を見せる今作はバンドアニメの中でもトップクラスと言っても過言ではないだろう。


8:『ヒーラーガール』

この作品の思い出と言えばPVが発表された当時TLで軽く話題になっていたのだが、その理由が「音声医学という怪しさに宗教みたいな絵面がヤバすぎる」みたいな感じだったと思う。
まあ実際この作品のイメージ映像は中々にキメている感じはしたがしかし見ていく内にだんだんと「確かにこれだな」という感覚になったので不思議な物である。
ストーリーも音声医学と言う架空の医療を軸にしながらも三人の少女達の日常成長ストーリーとなっており、かなり珍しいミュージカル仕立てのアニメ演出は見ていて飽きの来ない物になっておりとても楽しい作品となっていた。


9:『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』

このアニメも放送前から気にしていた作品だと記憶している。
一時期凄くブームになっていた「DIY」と言う趣味を題材にした非常に珍しいアニメなのだが、その題材を非常に丁寧に扱いながら部活動物、さらには主人公・結愛 せるふの成長と幼馴染・須理出 未来の絶妙な関わり方や段々と変わっていく気持ちを非常に繊細に描いていたと個人的に感じている。
また、同クールに放送していた『ヤマノススメ Next Summit』に参加しているスタッフも参加しているため映像面のクオリティも非常に高く、視覚的にも非常に楽しいアニメとなっていた。


10:『CUE!』

本作品は実は放送終わった後にブログを書こうとして結局下書きに放置されていたりするのだがブログが書きたくなるほどの作品パワーがありとても面白い作品だった。
1話を見た頃は「15人も居るのw」と思っていたらCMで16人も居てさらには2クールと知って「16人とか覚えられないし2クールもやることある・・・?いくらリステのスタッフとはいえ大丈夫か・・・?」となった記憶がある。まあそもそもこのアニメが放送される前にソシャゲはサービス休止し、アニメが終わった頃には結局再起出来ずにプロジェクトが終わってしまったという事があるのだが・・・。
しかし見続けていくと、声優と言う仕事に向き合いながらそれぞれのキャラクターで色々な仕事の側面を見せ、キャラクター達の成長物語がとにかく面白い物になっており、終わる頃にはもっと放送してほしいと言う気持ちになれるほどの物になっていた。
また『Re:ステージ! ドリームデイズ♪』のスタッフが作っている為ギャグ描写やキャラの描き方がとにかく面白い為オススメの一本となっている。



番外編 その1

10選と言いつつもやっぱり面白いアニメは10本などでは収まらない。なので今年もこのコーナーでは惜しくも10選入りはしなかったが本当に面白かった作品をいくつか紹介していこうと思う。
「オイオイそれはブログの趣旨として販促だろ?」と言う声はどうか控えていただきたい。

『幻想三国誌』

中国でのゲームを原作とする本作はBS12の月曜2時からと言う非常に見づらい枠かつ見ずらい時間帯に放送していた本作品は見ていた人が非常に少なかった記憶がある。
タイトルに三国誌と付いてるが三国誌は期待してはいけない。あくまで三国誌の時代を舞台にしているだけなのでそういうタイトルである。
しかし本作品は冒険RPG的な作風として非常に面白く『キングスレイド』を思い出す面白さである。
残念ながらマイナー気味になってしまっては居るが純粋に面白い作品なので一度は見てほしい作品である。


『不徳のギルド』

今作は俗に言う「乳首券」がるアニメである。そうえっちなアニメである。
しかしそんなアニメとは裏腹に非常に作りこまれた設定と世界観で繰り広げられるクエスト型RPG的な物語は本当に面白く、ギャグのテンポやバトルシーンの良さもあり、設定を応用した様々な話が見られるのが本作の魅力であろう。
また、ヒロイン達も魅力的であり、専用回が来ると本当に好きになる話作り、キャラクター造形は本当に良かった点である。
えっちなアニメの中ではかなりの上位に来ると思う面白さを持つこの作品は是非とも2期が来てほしいと思う。


『4人はそれぞれウソをつく』

このアニメは所謂ギャグアニメなのだが非常に面白かった。コンセプトこそ出オチに感じられるかもしれないがそこから出される話の数々は本当に面白く飽きがこないアニメになっていた。
また、最終回のギミックには本当に驚かされたので見ていない方は是非ともネタバレを見ずに見てほしい。
監督・星野真、脚本・清水恵の『キングスレイド 意思を継ぐものたち』、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった...』、『真の仲間じゃないと勇者のパーティを追放されたので、辺境でスローライフをすつことにしました』を制作しているコンビであるため非常に安定感もあり次回作も期待したくなるものである。


『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』

正直に言うとボク自身は序盤、このアニメはあまり好きではなかった。しかしアニメに慣れていくと本当に楽しくなっていくアニメだった印象がある。
出てくる要素は本当にごった煮なのだが話の芯である「乙女ゲー世界」の部分はちゃんと解析してそこを斜に構えた見方をしながら面白く出来るように構築しているのが分かる物になっているため見ていて楽しいものになっている。
2期も決定しているため2期に備えて見てみるのもアリだろう。


『神クズアイドル』

このアニメは「伝説のアイドルの幽霊が出るから」と言う理由で放送前から期待していたアニメなのだが期待以上のアニメになっており毎週楽しめた作品であった。
正直に言うとCGクオリティ自体は高くないのだが、しかし面白い。無気力なアイドルと活発な幽霊と言う組み合わせの面白さにそこが一発ネタにならない掛け合いの面白さがあり、縦軸的な面白さも非常に良かった作品である。
また明らかにアニオリ回であるオタク回は本当に楽しく、感覚としては『推しが武道館にいってくれたら死ぬ』に似た感覚にもなれる。


うたわれるもの 二人の白皇

このアニメは『うたわれるもの』の完結編として出されたゲームが原作のアニメなのだが、ゲームが出たのが確か5年くらい前だったが中々アニメ化発表がされずいつかいつかと待ち望んだ作品であった。
残念ながらこの作品をアニメ化する前にハク役の藤原啓治さんが亡くなられてしまったのだが、代役の利根健太朗さんの演技が非常に素晴らしくまさに藤原啓治さんそのもの。さらにはオシュトル(ハク)は『うたわれるもの 偽りの仮面』のオシュトルとはまた違った演技になっており本当に見ていて驚いたものである。
また、前作の『うたわれるもの 偽りの仮面』のアニメであった消化不良感すらも覆すレベルで素晴らしいアニメ化となっており、偽りの仮面の続編、そしてシリーズ完結編のアニメとして最高の一本だったと思っている。


ヤマノススメ Next Summit』

ヤマノススメ』と言えば作画アニメと言う認識の方も多いだろうが、やはり10年間コンスタンスに新作アニメが作られている人気作品なだけあって非常に面白い作品である。
今作品は1期~3期までを編集した4話が最初にあってそこから新作エピソードが始まる為、今までのシリーズを見たことない人にも優しい構成になっている。なので見てない方にはここから見るのもありだろう。
「富士山への再挑戦」を目標にしながらも、それだけを話にせず日常回なども非常に面白いアニメであった。
また基本的には15分×2話の構成になっている為、AパートとBパートでの作画担当の違いや、それぞれの人の特徴の出ている画を楽しむのもこのアニメの醍醐味と言えるだろう。


『その着せ替え人形は恋をする』

本作品は「コスプレ」を扱っている中々に珍しいと言ってもいい作品である。「ギャルがコスプレ」をすると言うコンセプトをここまで面白く、かつボーイ・ミーツ・ガールに仕立て上げられるのかと大変関心してしまうアニメであり、ヒロイン・喜多川 海夢(キタガワ マリン)と主人公・五条 新菜(ゴジョウ ワカナ)の青春ドラマは見ていて本当に良い物である。
また、『ぼっち・ざ・ろっく』のスタッフも多く関わっている(と言うかこちらが先)作品であるため画面クオリティも圧巻の作品である。






と、まだまだ紹介し足りないくらい良い作品がたくさんあるのだが流石にその全部を書いていくと非常に長くなっていってしまう為この辺りで打ち切ってエピソード10選に移りたいと思う。



エピソード10選

2022年はそもそもあまり本数見ていないのもあってかアニメ1話単位でビビっとくるものよりも全体で面白かった作品が多い印象であった。
しかし、これをやる以上は捻りださねばと言う使命感で選出したエピソードを紹介していく。
また、ここで紹介している物は作品単位で面白い物も多いため、是非とも見ていただきたいものである。

1:『錆色のアーマ』 第6話 「黒紅の邂逅」


この回は修行回なのだが間違えなくこのアニメがハジけた回だろう。そこまでの回はさほど面白いわけではなかったがこの回から右肩上がりに面白くなっていった印象がある。
修行回ではあるが非常にテンポのいい話運びと恐らく天然でやっている画面の面白さが楽しく見られるため好きな回である。
このアニメを見る方は序盤で挫折せず、是非ともこの回まで見ていただきたい。


2:『シャインポスト』 第4話 「玉城杏夏は《目立たない》」


『シャインポスト』は非常に面白く、各キャラの掘り下げが面白い作品なのだがその中でもかなり好きなのがこの回である。
過去のトラウマからセンターになる事を嫌う玉城杏夏が自分の思いを吐き出し、トラウマを乗り越えるまでのドラマが非常によく、見終わった時のインパクトが本当に凄い回だったと思う。


3:『スローループ』 第11話 「大切なもの」


『スローループ』の中で一番好きな回はやはりコレだろう。メインキャラクターの一人である吉永恋の掘り下げエピソードとして非常に素晴らしく、吉永恋と言うキャラの魅力が存分に詰まった回と言えるだろう。
親友との距離に悩む福元二葉の相談に、自身の過去を重ねていくAパート、そしてそれを踏まえてのBパートはこの回の見所であり、このアニメの底力に唸らされる回となっている。


4:『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 TVアニメ2期』 第6話 「"大好き"の選択を」


このアニメは本当にキャラクター一人一人の魅力を描くのが上手い。その中でもこのアニメのテーマとも言える「自分に向き合い、正直になる」と言う部分が色濃く出た回と言えばコレだろう。
とある理由から同好会外、しかも生徒会の人間に正体がバレてしまった優木せつ菜が、中川菜々であり優木せつ菜である自分に向き合い、決意をする流れがとても良いのだが、その時の背中を押される描写がまさに名シーンと言える物になっている。


5:『エスタブタイフ グランドエスケープ』 第6話 「リーダー業から逃げられない」


このアニメは監督・谷口悟朗、シリーズ構成・賀東招二である為、コミカルかつ芯のある面白さが楽しめるアニメなのだが、その中でも好きなのがこの回。
リーダー不在の中メンバー達が頑張り、リーダーの偉大さをしると言ったある種チーム物ではよくある話なのだが、とにかくコミカルに「このチームはリーダーが居ないとダメだな」と本気で思わせてくれるシナリオは本当に終始笑いながら見ていた記憶がある。
また谷口悟朗作品特有の伏線部分の見せ方も面白いのでオススメの一本である。


6:『ビルディバイド -#FFFFFF-』 第22話 「選択」


『ビルディバイド』はとある理由から2期で主人公が交代するのだが、その交代からの集大成と言える回である。
主人公・棟梨 ひよりが師匠である1期主人公・蔵部 照人(クラベ テルト)と対決するシナリオは棟梨ひよりの成長を感じさせる一本であると同時に、ここまでの過酷な戦いを戦い抜いてきたひよりに対する努力の救いはまさに傑作と言えるだろう。



7:『連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ』 第6話 「夢色コントレイル」


実は本作品は(主に起きられなかった)と言う理由で見てなかったりするのだが唯一見た回がこれであった。「いや見ろよ」と言う意見はその通りでありウィッチーズシリーズが好きなのでいつかは見ないとな・・・とは思っている。
その唯一見た回であるこの回は世界観やキャラクターの魅力が色濃く出ている回だと感じた回である。
反発しあうマリアとマナを絡ませ、問題を解決する流れは綺麗であり、ネウロイとの戦いが無い本作品の特徴が顕著に現れているだろう。


8:『CUE!』 episode11 「飛び立て小鳥たち!」


『CUE!』はとにかくどのチームの話も凄くいいアニメでこの回以外にも好き回はあるのだが今回はこの回を紹介しようと思う。
リーダー赤川 千紗の出身地で地方公演をすることになった「chun×4(フォーチュン)」。しかし赤川はとある事情からチームに強く当たってしまうと言う話なのだが、赤川のキャラクター性を強くし、チームの絆も感じられる回となっている。


9:『ハコヅメ』 10話Bパート 「トラウマ」


『ハコヅメ』はアニメ10選でも紹介した通りギャグで進むアニメなのだがこの回に関しては打って変わって非常に重たい回になっている。しかしそのおふざけが一切無い話だからこそ事の重さ、時には命に向き合うことになる警察の仕事と言う側面を色濃く描いている回である。
新人警察官・河合の成長ストーリーとしては欠かせない一本であろう。


10:『阿波連さんははかれない』 10話 「キャンプじゃね?」


『阿波連さんははかれない』は主人公・ライドウがヒロイン・阿波連れいなの行動を見て勘違いをすると言う部分をテンプレートギャグとし話を進めていく訳だがこの回はキャラクター同士の関係性がグッと動き、最終回に繋がっていく回になっている。
こういった作品は告白をする手前のラインでチキンレースをするのが作品の味でそこが過ぎると味がしなくなっていくガムみたいになってしまうがこの作品の場合は逆にこの回で底力を見せつけ、1クール作品として完璧な位置に存在している回である。



まとめ

いかがだっただろうか?
「確かにね~」と思って貰えたり「これが入ってるのか」、「このアニメ見てみたい」と思って貰えたなら書いた甲斐がある為嬉しい限りである。
正直に言うと年末までには・・・と思って書いている為取りこぼしがありそうだし思い出せてないアニメもあるだろう。しかしそれは仕方ない。
また2022年は見なかったアニメが多かった為2023年は頑張って増やしていきたいと思いつつまだどうなるのか分からない為なんとも言えない物である。
とりあえず正月に一挙放送される『うちの師匠はしっぽがない』は見ようと思っているため、見たいと思っているアニメは暇を見つけて見たいと思っているがこの性格だから多分見ないだろうな・・・とも思っているためもう少しこの性格は何とかしないとなと思いつつと言った所である。

しかし思い返すと2022年は一本通して面白いアニメが多く、原作付きもさることながら、オリジナルアニメも非常に面白かったなと思うものである。
2023年もそういったアニメをたくさん見たいので充実したアニメライフを送りたい。



2022年、充実していた人も、そうでない人も2023年は安定して充実した一年になることを祈っている。


今回はここまでである。大変長かったが読んでいただきありがとうございます。






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